Record China 2023年4月18日(火) 11時0分
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日本で公務員の志願者数が減少していることについて、中国のネットユーザーから驚きと、その待遇の良さへの羨望の声が上がっている。
中国メディアの財経網は17日、日本経済新聞中国語版の報道を引用し、人事院が2023年夏に提出する国家公務員の働き方に関する提言(人事院勧告)で法改正を含む内容を盛り込む方向で検討に入ったと報じた。
記事は、「長時間労働により政府・行政機関から人材が離れる状況が深刻化していることから、公務員の働き方の改善が不可欠と判断された」とし、2024年春の国家公務員総合職試験の志願者数が約1.4万人と過去2番目に低く、ここ10年でおよそ3割減っていることを説明した。
続いて、「自衛隊員など特殊な職を除き、約29万人の日本の公務員の休みは土日と定められている。育児や介護などの特別な事情がある場合に限り、土日以外の休みを1日もうけることができる。毎週の労働時間は38時間程度」と紹介した上で、「人事院は政府に、特別な事情がなくても週休3日制を可能にするよう勧告する見通しだ」と報じた。
そして、「公務員のなり手不足が懸念される中、さまざまな事情を持つ職員も退職せずに働き続けられるゆとりある環境を整える狙いがある」と伝えた。
この報道に、中国のネットユーザーからは「週の労働時間は38時間、1日8時間にも満たないだって!??」「うらやましい。毎週38時間。平均すると1日7時間ちょっと。これって大変なの?」「完全週休2日制で労働時間が38時間。これでも不満なのか?」といった驚きや羨望の声が上がり、「日本人は楽して生きてるな」「そんな待遇なら私も受験したいよ」「なり手不足って、日本は人口が減少しているから志願者が減るのは当然じゃないのか?」といった声も寄せられた。
また、「中国とは真逆だな」「中国の末端は、基本的に待遇は低く、仕事は多くて毎日残業」「中国(の公務員)は残業が少なくないのに、なぜ多くの人が受験したがるのか」など、自国の状況に疑問を呈する声も上がっている。(翻訳・編集/北田)
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