Record China 2014年7月16日(水) 20時40分
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15日、複数の台湾メディアによると、日本の人気アニメ「ドラえもん」が、台湾で放送中止になる可能性が出てきた。写真は中国で開かれたドラえもん展の様子。
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2014年7月15日、複数の台湾メディアによると、日本の人気アニメ「ドラえもん」が、台湾で放送中止になる可能性が出てきた。
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「ドラえもん」は多くの台湾人が子どものころから慣れ親しんだアニメだが、一部の父兄や教育団体から「子どもが見るのにふさわしくない」との指摘が出ているという。
問題になっているのは、ジャイアンがのび太をいじめるときなどに登場する“暴力シーン”だ。指摘した教育団体は、「ドラえもんの視聴者のほとんどが判断力に欠ける幼い子どもであるため、これらの暴力シーンをまねる危険がある」とし、放送の一時中止を求めている。これを受け、台湾国家通信放送委員会(NCC)はドラえもんを諮問委員会にかける方針を示している。
また、あるネットユーザーは自身のブログで、「長年、ドラえもんを見ていると、子どもに悪影響を及ぼす」と主張する。「のび太は何か問題が起きれば泣いて助けを求め、スネ夫はいつも金持ちであることをひけらかし、ジャイアンは気にいらなければすぐに手を上げる。子どもにとって理想的な手本は誰もいない」のがその理由だ。
このニュースに、台湾のネットユーザーからは疑問の声が殺到している。以下は、コメントの一部。
「この国は終わってる」
「無能な父兄が騒いでるのか」
「NCCは最近、やることがないんだろう」
「じゃあ、クレヨンしんちゃんは?こち亀は?いっそ全部、放送禁止にしろよ」
「子どもの時から見てるけど、私たちは法律を守り、互いに気遣いながら生きているじゃないか。重要なのは家庭での教育」
「なぜいい方に考えない?このアニメは友情の大切さを教えてくれる。子どもたちの幼少期がバカな大人に壊される!」
「くだらない。どうして本土のテレビドラマの禁止を検討しない?あっちの方が犯罪を引き起こしかねない」
「いじめられたときに、仲の良い友人に助けを求めるのはいい解決方法じゃないか。それに、喜劇化することで被害者の心情にも配慮しているし、ジャイアンたちがいつも勝つわけじゃない」
「馬英九の周りにいるのはこんなやつらばっかりだな」
「まずは馬英九を引きずり降ろせ。私が彼から受けた傷は、ドラえもん数百話でのび太が受けた傷の100倍以上にもなる」
「どうかしてる!ドラえもんには深い哲学がある。自分勝手なことやいたずらをした時は、いつも良い結果にはならない。逆に他人を助けたときはハッピーエンドになる。違うか?」(翻訳・編集/北田)
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