客室乗務員が40分にわたり商品PR、乗客から不満=「仕方ない」「日本などにはない」―中国

Record China    2023年4月15日(土) 13時0分

拡大

客室乗務員が飛行機内で40分にわたって商品販売を行い、乗客から不満の声が上がった。

客室乗務員が飛行機内で40分にわたって商品販売を行い、乗客から不満の声が上がった。中国メディアの極目新聞が12日付で伝えた。

報道によると、王(ワン)さんが今月5日、天津市から雲南省に向かう北京首都航空の飛行機に搭乗したところ、客室乗務員が機内放送などで、飛行機の模型や化粧品、サングラス、スカーフなどの商品をPRし、その時間は40分に及んだという。王さんは「(車内販売員が通路を売り歩く)普通列車に乗っているかのようで気分が悪かった」と不満を漏らした。

同社の客室乗務員は「機内での商品販売は会社が定めたもの」と説明、民間航空監督管理部門の職員は「違反や違法行為には該当しない。当部門の管轄ではなく、機内販売を行うかどうかは各航空会社の判断による」との見方を示した。業界関係者からは「格安航空会社(LCC)は機内での副次的な収入でバランスを取らなければならない場合がある」との声も出ているという。

ネットユーザーからは「格安航空会社はこうやって稼いでいるんだ」「格安航空会社に乗っておいてぜいたくを言うな」といった声や、「購入を強制しているわけじゃないのだからまだ受け入れられる。航空券が安ければね」「客室乗務員だって好きでやっているわけじゃない」「商品PRがどうした。飛行機を飛ばしてくれるだけありがたいだろう。そんなにうっとうしいなら高速鉄道に乗ればいいじゃないか」など、問題ないとの意見が多く寄せられた。

一方で、「中国の格安航空会社は確かにこの点が良くない。日本や韓国、アメリカの格安航空会社は座席スペースが狭いだけで、こういうことはない」「北京首都航空は航空券の料金も安くないばかりか食事も出ない。その上、物まで売る」など不満を示す声も少数ながら見られた。

なお、北京首都航空は一部サービスに別途料金がかかるようだが、厳密には格安航空会社ではないとされている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携