米動物園、中国に返還する高齢パンダのために送別会=中国ネット「真夏でもないのに氷ケーキ?」

Record China    2023年4月10日(月) 10時30分

拡大

米テネシー州メンフィス動物園は8日、同園で飼育されていて間もなく中国に返還予定の高齢の雌のジャイアントパンダ「YaYa(中国名:丫丫)」のために送別会を催した。

米テネシー州メンフィス動物園は8日、同園で飼育されていて間もなく中国に返還予定の高齢の雌のジャイアントパンダ「YaYa(中国名:丫丫)」のために送別会を催した。中国メディアの中国藍新聞が9日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)への投稿で伝えた。

それによると、動物園はYaYaが好きなブドウやサトウキビを使ってフルーツ氷ケーキを特別に製作した。YaYaはそれをおいしそうに食べたという。

中国のウェイボー利用者からは「(YaYaは)もともと胃腸が悪いのに氷ケーキ?」「いやそうじゃない。パンダは氷ケーキを好んで食べる。他のパンダの誕生日を調べてみれば分かる」「真夏でもないのに?」「テネシー州の現在の気温は8~19度のようだけど、この気温は氷ケーキを食べるのに適しているとは思わない」「もう9日だけど、(YaYaは)7日に中国に返還されるんじゃなかったの?」などのコメントが寄せられた。

YaYaは2003年4月、米中共同のパンダ保護研究計画の一環として、雄の「LeLe(楽楽)」と共に米国に貸与されて飼育されてきたが、動物愛護団体から「不適切な扱いを受けている」との指摘が出ていた。貸与期間は20年で、園は昨年12月に2頭の返還を発表したが、今年2月にLeLeが死亡。衰弱してやせ細ったYaYaの動画や写真が拡散し、中国国内で懸念が広がった。(翻訳・編集/柳川)



※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携