中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で4日、中国の人気俳優シャオ・ジャン（肖戦）が自身の名前や肖像を勝手に宣伝に使った企業に勝訴したとの話題が注目を集めた。

点時新聞の微博アカウントによると、訴えられたのは南通瀟彤電子商務有限公司で、シャオ・ジャンと同社とのネットワーク権利侵害責任紛争事件に関する一審判決書がこのほど公表された。

これについて点時新聞は「被告が開設したネットショップで商品を販売する際、原告の名前と肖像を勝手に使って宣伝を行っていたことが原告の調べで分かった」と説明。その上で、裁判所が被告にこのネットショップのトップページでの謝罪声明掲載と、シャオ・ジャンに対する3万5000元（約67万円）の賠償金支払いを命じたことを伝えた。

シャオ・ジャンは過去にも同様の裁判で勝訴しており、今回の判決にネットユーザーからは「シャオ・ジャンの権利保護を応援する」といった声が相次いだ他、「3万5000元は少なすぎる」「スターによる宣伝を希望するなら正々堂々とオファーするべきだ」「何をするにしても正しい道を歩むことが必要」などの声が寄せられた。（翻訳・編集/野谷）