中国男子卓球選手の張継科（ジャン・ジーカー）が、過去に交際していた中国の女優ジン・ティエン（景甜）とのプライベート動画を売ったという衝撃的な話題は、収束することなく世間の関心を集め続けてる。

ロンドン五輪の男子卓球シングルスで金メダル、リオ五輪でも銀メダルを獲得した張継科は、モデルのようなイケメン選手としても人気を集めてきた。2018年から約1年間、人気女優のジン・ティエンと交際しているが、このほど芸能記者が中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、張継科に多額の負債があり、返済を迫られて債権者にジン・ティエンのプライベート写真や動画を売ったとの話題を投稿した。

これに対して先月30日、張継科のスタッフがウェイボーを通じ、弁護士事務所の声明文を公開。張継科の私生活に関するうわさは全てデマであり、個人の権益を守るため法的措置を行う用意があることを示している。

しかし、最初に話題を投稿した芸能記者は声明文に臆することなく、張継科が500万元（約1億円）を上回る負債を抱えているといった話題を新たに投稿。さらに1日、中国の日刊紙の電話インタビューに対し、張継科がまともに答えなかったことが疑惑を深め、ジン・ティエンとの破局が金銭問題だったとの暴露話も加わって、話題はますます膨れ上がっている。

一連の話題がもし真実だった場合について、北京市の大手弁護士事務所では中国メディアのインタビューに対し、「刑法」第253条にもとづいて軽くても3年以下の懲役刑、事情によっては7年以下の懲役刑に相当すると回答している。(Mathilda)