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このほど北京で開かれたチベットの教育に関するシンポジウムで、国内外の60人余りの専門家がチベットの教育発展をめぐって議論しました。
このほど北京で開かれたチベットの教育に関するシンポジウムで、国内外の60人余りの専門家がチベットの教育発展をめぐって議論しました。
北京にある中央民族大学で教鞭をとるチベット族出身のシェラプ・ニマ(Sherab Nyima)教授は、「チベットでは既に比較的整った現代教育システムが確立されており、各民族住民が教育を受ける権利は十分に保障されている」と述べました。
雲南大学の楊明洪教授は、「チベット語のソフトウェア処理システムはパソコンやスマートフォンにインストールでき、インターネット上でチベット語で交流するのは一般的だ」と説明し、チベット語はチベット族住民の日常的な学習や生活に広く浸透しているとしています。
モンゴル科学院哲学研究所宗教研究学部長のバター・ミシュギシュ(Bataa Mishigish)氏は、「チベット仏教はモンゴルのチベット研究の中心的な内容だ。チベット仏教の文献はモンゴルの哲学に深い影響を与え、モンゴルの思想、文化や社会心理学を形成する上で重要な役割を果たした」と説明しました。
日本の駒沢大学の加納和雄准教授は、「チベットに現存するサンスクリット語は国境を越えた文化交流の歴史を物語っている」と語りました。
オーストラリアのグリフィス大学のコリン・マッケラス名誉教授は、「チベットの平和解放後、中国はチベットでの現代民族教育システムの早急な確立、チベット族の人々の科学的・文化的素養の全面的向上、チベット各民族住民が現代教育を受ける基本的権利の保障を重要な位置に据えた」と指摘しました。(提供/CRI)
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