中国メディアの斉魯晩報は19日、恩賜上野動物園でジャイアントパンダを見学するのに長時間並んだという中国人女性を紹介した。

女性は自身が撮影した動画で「パンダを1分見るために70分も並びました」と語っており、メディアの取材に「あれほど長い列に並ぶとは思ってもいませんでした」と驚いたことを明かした。

女性は「今は（上野動物園に）4頭のパンダがいるようで、そのうち2頭は中国のように屋外の柵のある所で見られます。残りの2頭は双子（シャオシャオとレイレイ）でまだ小さかったです。屋内のガラスの中で展示されていて近づくことはできません。（展示場所には）時計があって、見学できたのは1分間でした」などと説明した。

また、「上野動物園に入るとあちこちにパンダのグッズがあります。動物園全体がパンダを主としている感じです。パンダがいないと赤字になるということは動物園も認めています。また、動物園だけでなく上野全体もパンダの恩恵を受けています」とパンダの経済効果についても語っている。

中国のネットユーザーからは「さすがは珍獣だ」「日本人は本当にパンダが大好きなんだね」「まるでディズニーランドやユニバーサルスタジオみたいだ」「上野動物園ではパンダのところだけ行列ができてるよ」といった声や、「成都市のパンダ基地に行った方がよく見られる」「貴陽市の黔霊山公園ならもっと安くパンダを見られる」「帰国した方がゆったり見られるよ」など、中国なら列に並ばなくても見られるとの声も寄せられた。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) March 20, 2023