現在、中国外交部のアフリカの角（アフリカ大陸東部のエチオピア、エリトリア、ジブチ、ソマリア、ケニアが含まれる地域の呼称/Horn of Africa）担当特使である薛氷氏が、エチオピアとアフリカ連合（AU）を訪問しており、同時に、米国のブリンケン国務長官もエチオピアを訪問しています。　　

中国外交部の汪文斌報道官は16日の定例記者会見で、「各国はエチオピアの発展にプラスになり、地域の平和にプラスになる行いをすべきだ。制裁のムチを振り回して脅迫したり、問題に乗じて他国に内政干渉したりしてはならない」と強調しました。

汪報道官はまた、「今回の訪問におけるアフリカの角担当特使の重要任務は、中国側を代表して地域諸国と『アフリカの角平和発展構想』の推進・実行について緊密な意思疎通を保ち、地域諸国の団結と自立、繁栄と安定の実現をサポートすることだ。中国は国際社会と共に、アフリカの角が『平和の角』『協力の角』『共同発展の角』となるよう助力したい」との考えを示しました。（提供/CRI）