米国のパンダYaYa、期日通りに帰国できるのか―中国メディア

Record China    2023年3月17日(金) 20時0分

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中国メディアの頂端新聞は16日、4月7日に中国に返還されることになっている米テネシー州メンフィス動物園のジャイアントパンダ「YaYa」(中国名:丫丫)の現状について報じた。

中国メディアの頂端新聞は16日、4月7日に中国に返還されることになっている米テネシー州メンフィス動物園のジャイアントパンダ「YaYa」(中国名:丫丫)の現状について報じた。

YaYaを受け入れる予定の北京動物園を管理する北京市公園管理センターは、3月15日に専門家が米国に到着し(帰国に向けた)作業を進めているとし、「渡米した専門家は2人でいずれも北京動物園のスタッフ。YaYaの飼育と皮膚病の治療についてアドバイスする。理想としては、彼らがYaYaと一緒に帰国できることだが、それはやはりメンフィス動物園や他の部門との調整次第だ」と説明した。

YaYaは4月7日に20年の貸与期間が満了するが、期日通りに帰国できるかについては「具体的な帰国の手続きはまだ行っている最中」と明言を避け、「帰国を心待ちにしているすべての人たちと気持ちは同じ。われわれはYaYaの帰国に向けた業務を積極的に進めていく」と語ったという。

なお、北京動物園では着々と受け入れ準備が進んでおり、3月末までには体制が整う見通し。YaYaは上海に帰国し、1カ月ほどの検疫を受けてから北京に向かう予定とのこと。

YaYaはLeLe(楽楽)とともに米国に貸与され、米メンフィス動物園で飼育されてきたが、動物愛護団体から「不適切な扱いを受けている」との指摘が出ていた。園は昨年12月に2頭の返還を発表したがLeLeは今年1月に死亡、残ったYaYaの健康状態を懸念する声が中国国内で高まっていた。(翻訳・編集/北田

北京動物園

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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