2023年3月15日、韓国のインターネット上にこのほど「日本旅行中の弟に幸運が」と題するブログが掲載され、注目を集めている。以下はその内容。

私の弟は生粋のインドア派だ。そんな弟が友達と大阪旅行に行くと言い出しとても驚いたのだが、案の定、往復航空券を購入し、ユニバーサルスタジオジャパンに行くと決めただけで、それ以外の計画は全て私頼み。仕方なく、日本に詳しい友人と弟たちの旅行の計画を立てた。

旅行初日から、弟は家族のグループチャットで「これはどうするの？」「指定席はないの？」「これは何？」と質問攻めで、私は大阪に家族旅行に出かけている気分だった。

そして今日は、電話で「ホテルの自転車レンタルサービスを利用して遠くまで来たが、自転車が壊れてしまい立ち往生している。ここからホテルまでは歩いて2時間ほどだ」との連絡が…。いい年して問題解決能力ゼロなのか。私に日本まで飛んで来いと？

私はどうすることもできないので、周囲の人に助けを求め、友達と一緒に解決するようアドバイスした。そしてホテルの人ときちんと話をして、負担費用が最小限で済むよう交渉しなさいと。

電話を切って1時間後、あまりに心配で再び電話をかけると、弟から驚きの言葉が。ホテルに連絡したところ、ホテル側がタクシー代を負担するので帰ってくるよう言われたそうだ。さらに、ホテルに戻った弟たちが状況を説明すると、ホテルのスタッフはタクシー代を手渡し、なんと謝罪までしたという。私はあまりに驚き、友人にもこの話をした。友人も「やっぱり日本だね」と感心していた。家族もとても驚いていた。当然、弟たちに全ての費用を負担させるだろうと考えていたから、本当に安心した。

弟はこの一件で日本がさらに好きになるだろう。私も京都のホテルの対応に非常に感謝、感動した。次に私が京都に行くことがあったら、必ずこのホテルに泊まろうと思う。（翻訳・編集/堂本）