スパイ映画「無名」で俳優トニー・レオン（梁朝偉）と共に主演を務めた人気若手俳優のワン・イーボー（王一博）について、そのスケジュールのすごさを紹介する投稿にネットユーザーから「頭が下がる」「超人」などのコメントが寄せられた。

中国で今年の春節（旧正月）に合わせて公開され、北米にも上陸した「無名」は第2次世界大戦下の上海を舞台にした作品。撮影は2021年8月から同年12月にかけて行われたといい、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では13日、29万人のフォロワーを抱える人気ブロガーが「本当に感心する」などとつづって撮影期間に当たる21年10月後半～11月にワン・イーボーがどんな仕事をこなしてきたかを紹介した。

それによると、10月後半は化粧品ブランドの「シュウウエムラ」「完子心選」やスマホブランド「Redmi」のイベントに出席した他、ダンスバトル番組のリハーサルや本番に参加。11月はファッションブランド「EVISU」や化粧品ブランド「百雀羚」のイベント参加の他、主演ドラマ「風起洛陽」の配信開始イベントの収録が行われたという。

同ブロガーは、こうしたイベントの現場とみられる写真を「無名」の各場面の写真と比較する方法で投稿しており、これにネットユーザーからは「まるで自分のパラレルワールドを行き来していろいろな仕事をしているみたい」「（それぞれの仕事の）切り替えが滑らか」「本当に頭が下がる」「超人だ」という声や、「これほど働くワン・イーボーの体が心配」などの声が上がっている。（翻訳・編集/野谷）