2014年7月12日、中国新聞社によると、韓国・ソウルで11日、自衛隊創設60周年記念行事に関する抗議デモが行われた。

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記念行事は11日にロッテホテルで開催される予定だったが、開催前日になってホテル側から突然キャンセルされ、会場を駐韓日本大使の公邸に変更して行われた。日本政府は大使館を通じて韓国政府に懸念を伝えた。一方、韓国国防省の報道官は定例記者会見で、同省の課長級の担当者を記念行事に出席させると発表。これに対し、韓国で批判的な報道が相次いでいる。

11日、会場となった日本大使公邸付近では、市民団体のメンバー数十人が抗議活動を展開し、数百人の警官が記念行事の参加者以外を公邸に近づけないよう阻止した。また、公邸から数キロ離れた日本大使館前でも数十人が集まって抗議集会を開催。参加者は「出席する売国奴は誰なのかはっきりさせ、報復してやる」などと訴えた。

こうした行動の背景には、日本政府による河野談話検証や集団的自衛権の行使容認があり、韓国は政府やメディアが日本批判を展開している。（翻訳・編集/HA）