2023年2月26日、韓国・毎日経済は「韓国国民が自ら認識している幸福レベルは10点満点中6．11点で、経済協力開発機構（OECD）加盟国のうち32位にとどまった」と伝えた。

韓国保健社会研究院が同日発表した「社会政策成果および動向分析基礎研究」によると、世論調査機関ギャラップワールドポール（Gallup World Poll）の韓国の幸福レベルは6．11点で、OECD加盟国38カ国のうち32位だった。韓国を下回った国はギリシャ（6．10点）、日本（6．09点）、メキシコ（5．99点）、ポーランド（5．98点）、コロンビア（5．29点）、トルコ（4．37点）だった。

最も幸福レベルの高い国はフィンランド（7．79点）で、次いでデンマーク（7．70点）、イスラエル（7．58点）、アイスランド（7．56点）、スウェーデン（7．44点）が続いた。米国と英国はぞれぞれ6．96点、6．87点、ドイツとフランスは6．75点、6．66点だった。

韓国は社会的孤立を感じている国民が多かった。「困難な状況で助けを求められる友人や親戚がいるか」との質問に18．9％が「いいえ」と回答した。これはOECD加盟国中、コロンビア（20．7％）、メキシコ（22．1％）、トルコ（26．4％）に続いて4番目に高い回答率だったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「お金持ちを対象に調査したのかな？庶民は2点ぐらいが妥当」「嫌悪と少子化の国が幸せなはずがない。経済力は発展したけど、後はむしろ徐々に後退している。ネット上のコメントも嫌悪だらけ」「世間体を気にする文化が強すぎることも韓国国民が不幸な理由」「『いとこが土地を買っても腹が痛む』とのことわざがあるように、韓国人は昔から他人の成功をねたむ性格を持っている。だから幸福指数が低い」「韓国人はもともと現状に満足できない性格だ。社会が要求するレベルが非常に高く、人々が考える先進国の基準もユートピアレベルで実現不可能」など、疑問の声や原因を指摘する声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）