中国で歓迎されなくなったマーベル映画、背景にあるのは国産の質向上?―中国メディア

Record China    2023年2月25日(土) 15時0分

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中国テクノロジーメディアの快科技は21日、米マーベルの大作が中国の映画市場で歓迎されなくなったと報じた。

中国テクノロジーメディアの快科技は21日、米マーベルの大作が中国の映画市場で歓迎されなくなったと報じた。

記事は日本と同じ17日に中国で公開された「アントマン&ワスプ:クアントマニア」について、「公開3日目にやっと興行収入が1億3000万元(約25億3000万円)を突破した」と説明。また、ドラマ・映画情報サイトの豆瓣(douban)でのユーザー評価(10点満点)が6.1点となっていることを伝えた。

中国では「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」も7日から公開されており、記事は「同作にも期待外れの状況が現れた。目下の興収は1億100万元(約19億7000万円)だ」などと指摘している。

24日現在、豆瓣で5.4点が付いているこの作品をめぐっては、中国青年報が15日付記事で、「約3年半ぶりに中国の大スクリーンに復帰したマーベル映画。2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』上映時のヒットぶりと比べると悲惨な状況と言え、公開5日目の興収は7000万元(約13億6000万円)に届かなかった」と説明した。

快科技は、マーベル人気の変化について「中国映画の質がますます良くなったことが原因の一つかもしれない」と述べ、ある映画ファンから中国のSF作品「流浪地球2(流転の地球2)」との差は大きいとの感想が聞かれたことを紹介。「流浪地球2」は今年の春節(旧正月)に公開され、豆瓣では8.3点の評価を得ている。(翻訳・編集/野谷


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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