2014年7月9日、仏AFP通信は、台風8号「アライグマ」が日本で猛威をふるっており、これまでに2人が死亡、50万人以上に避難勧告が出され、7万世帯が停電していると伝えている。報道によると、台風はゆっくりと北上しており、9日夜に九州に上陸する可能性があるという。

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5月に気温40度を記録するなど、異常気象が続く中国では自然災害に対する関心が高く、中国版ツイッターでは「自然の前では、人間は無力だな」といったコメントが見られる。また、「日本政府と民間は早くから台風への備えを行っている。制度や社会が良好であるからだ」といった指摘も出ている。

また、一部の死者が出たことをからかうコメントに対して、それをいさめる意見も多数あるのが特徴的で、「犠牲になったのは無辜の日本国民だろう」「喜んでいる奴はどういう人間だ？台風で亡くなった市民と軍国主義は一緒ではない。中国でも天災で亡くなる人はたくさんいる」といったものが見られる。

さらに、あるネットユーザーは「四川大地震のときは日本が助けに来てくれ、東日本大震災のときはわれわれが彼らのために募金した。自然災害を前にしたときは、助け合いの精神が重要だ」とし、過激なコメントを控えるよう呼びかけている。（翻訳・編集/TK）