中国では6日から海外への団体旅行が3年ぶりに再開され、海外旅行に関する予約が大幅に増えています。

現在、中国からの団体旅行の受け入れ対象国はタイ、シンガポール、ケニア、スイス、ニュージーランド、アルゼンチンなど20カ国です。

中国の旅行サイトの統計によれば、1月21～27日の春節連休が明けてからの1週間の海外旅行の予約数は、春節連休期間の4倍以上に上っています。

中国南西部、雲南省昆明市の昆明駅では、ラオスに向かう団体ツアーの姿も多くなりました。昆明市では、春節連休期間における海外旅行の予約が前年同期の約17倍にまで増えています。

同じく南西部の四川省成都市でも、海外旅行に関する問い合わせが急増しています。問い合わせが最も集中している旅行先はタイで、そのほかにアラブ首長国連邦やニュージーランド、エジプト、また、島への旅行も人気だということです。（提供/CRI）