anomado 2023年2月10日(金) 17時0分
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トニー・レオンとワン・イーボーが主演を務めるスパイ映画「無名」の監督が9日のインタビューで「黒字転換を実現した」と明かし、ファンの間で一層の盛り上がりが見られている。
香港のベテラン俳優トニー・レオン(梁朝偉)と中国の人気俳優ワン・イーボー(王一博)が主演を務めるスパイ映画「無名」の監督が9日のインタビューで「黒字転換を実現した」と明かし、ファンの間で一層の盛り上がりが見られている。
「無名」の興行収入は9日の時点で8億1900万元(約159億円)に達し、公開当初の興収不振局面を見事に乗り切っている。
2023年の春節(旧正月)に劇場公開されている映画のうち、最も視聴率が狙えるプライムタイムに上映されていたのがチャン・イーモウ(張芸謀)監督の歴史大作「満江紅」と大ヒットSF映画「流転の地球2」(原題:流浪地球2)。これに対して「無名」は上映回数が少なく、時間帯も偏っているもよう。にもかかわらず、ネットでは「入場率、入場人数とも連続3日トップを走っている」などの書き込みが相次ぎ、中には「10回も鑑賞した」ツワモノまで現れている。
独自の撮影手法と人気スター効果で仕上げた手際のいい商業映画「無名」。従来のスパイ映画から脱皮を図った本作品が安定の人気をキープしながら興収をどこまで伸ばせるのか、注目されている。(編集/RR)
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