盧溝橋事件77周年、日本で横行する“陰謀論”は日本社会の歴史に対する認識の混乱を反映―中国メディア

Record China    2014年7月7日(月) 13時28分

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7日、新華日報は、盧溝橋事件(七七事変)から77年に当たるこの日、「日本社会の盧溝橋事件に対する認識は混乱している」とする記事を掲載している。写真は盧溝橋。

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2014年7月7日、新華日報は、盧溝橋事件(七七事変)から77年に当たるこの日、「日本社会の盧溝橋事件に対する認識は混乱している」とする記事を掲載している。

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記事は、日本国内では盧溝橋事件のきっかけや性質について、依然として認識に混乱が生じており、誤った言論があり、特に安倍政権が歴史を歪曲して次の世代に伝えようとしていると指摘。「日本の歴史学者の多くは、最初に発砲したのはどちらかという点にこだわっており、日本の“満州事変”以来の侵略の戦略が背景にあると見る意見は少ない」と紹介している。

さらに、「日本の右翼分子は“陰謀論”を作り出し、開戦の責任を中国に押し付けようとしている」と指摘。その例として靖国神社で放映されている「私たちは忘れない」というドキュメント映画を挙げ、「この映画は『盧溝橋事件の背後には共産党の陰謀がある』と、臆面もなく妄言をはいている」と厳しく非難している。

記事は最後に、「日本の教科書の盧溝橋事件に関する記載がおざなりだったり、あるいは右翼の視点を取り入れたものであったりすることが、日本社会の歴史全体に対する認識の混乱を反映している」としている。(翻訳・編集/北田

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