第37回南京秦淮灯会（ランタンフェスティバル）が14日夜、スタートしました。南京の夫子廟、秦淮河一帯はさまざまな提灯で美しくライトアップされています。

今回のランタンフェスティバルでは、明時代の南京城内の｢元宵節｣の様子を描いた名画「上元灯彩図」をモチーフに、夫子廟・秦淮河一帯の風景や街のにぎわいを近代的な技術を駆使して再現し、没入型の体験を演出しています。秦淮灯会は南京発祥の民俗文化行事で、第一次国家級無形文化遺産に指定されており、「天下一のランタンフェスティバル」として名を馳せています。

今年のランタンフェスティバルは夫子廟、門東、十里秦淮といった水上観光コースを中心に、170セットのさまざまなタイプの照明を設置。現代の照明芸術、AI技術、ファッショナブルなクリエイティブ要素によって、ランタンフェスティバルの魅力を高めています。

ランタンフェスティバルの開催期間中、観光客は漢民族の伝統的な衣装「漢服」のレンタルや民俗芸能の鑑賞、無形文化遺産の見学のほか、いろいろな新年の味を楽しむことができます。今回のランタンフェスティバルは3月31日まで開催されます。（提供/CRI）