このほど、中国・四川省カンゼ・チベット族自治州文化観光局の劉洪（リウ・ホン）局長が春節の休暇を9日間に延長することを提案し、話題になっている。

四川省のテレビ局「四川広播電視台」系の「四川観察」が12日に微博（ウェイボー）で報じたところによると、11日に成都で開幕した第14回四川省人民代表大会で、同省の人民代表大会代表の劉氏は「春節の2日前から休みにして、3日間の法定休日を5日間に増やす。その前後に1日ずつ週末から休日を前借りし、春節休暇を実質9日間に延長し、（故郷が）遠方の市民が早く家に帰って団らんできるようにすることを望む」とし、「四川省を文化・観光が盛んな省として、全国に先駆けて試験的に導入する」ことを提案した。

ネットユーザーからは、「大賛成です」「この提案はなかなか良いね」「これぞ良い専門家だ」「本当に実行されたら素晴らしいな」「試験的にではなく全国一斉にそうしてほしい」と賛成する声が上がった一方で、「休日の前借りはやめてくれ！」「休暇の延長には賛成だが、休日の前借りをするくらいならやめて」と休日の前借りによる振替出勤に対する否定的な意見や、「旧暦1月15日の元宵節は休みになりますか？元宵節も重要な祝日なのに」と2月5日の元宵節は休みでないことに不満を示すコメントも見られた。（翻訳・編集/刀禰）