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韓国ヒョンデは高評価なのになぜ売れない?日本市場攻略を妨げる3つのハードル

Record Korea    2023年1月14日(土) 20時0分

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12日、韓国・マネートゥデイは「現代自動車の日本市場での成功を妨げる3つのハードル」と題する記事を掲載した。写真はIONIQ 5。

2023年1月12日、韓国・マネートゥデイは「現代自動車(ヒョンデ)の日本市場での成功を妨げる3つのハードル」と題する記事を掲載した。

記事によると、昨年2月に13年ぶりに日本市場に再進出した現代自動車は、5月からEV「IONIQ 5(アイオニック5)」と燃料電池車「NEXO(ネクソ)」のオンライン販売を開始した。7月には車両の引き渡しが始まり、MKタクシーにIONIQ 5を50台供給する契約も結んだ。昨年の販売台数は計526台(バスなどの商用車を除くと518台)だったが、日本メディアのIONIQ 5への評価は高く、韓国車として初めて「今年の輸入車(インポート・カー・オブ・ザ・イヤー)」を受賞するなどイメージ改善に成功した。

現代自動車が今後、日本で本格的に販売台数を増やすには3つのハードルを超えなければならないと記事は指摘している。

1つ目は、日本はハイブリッドカー(HEV)の人気が高く、EV市場の規模が小さいこと。昨年前半に販売されたEVは1万7880台で全体の1%に過ぎなかった。ただ、日本自動車工業会(JAMA)が毎年行う調査で「EVを購入する意向がある」との回答が19年の23%から21年は30%に上がるなど徐々に改善されているという。

2つ目は、日本の自動車市場が世界の景気低迷や高齢化などにより縮小していること。昨年の新車販売台数は420万1321台で前年より5.6%減少。4年連続の減少となり、1977年以来の最低水準に落ち込んだ。

3つ目は、もともと日本市場が「輸入車の墓」と呼ばれるほど輸入車の販売台数が少ないこと。ここ数年の輸入車シェアは5%台にとどまっている。現代自動車も、2001年の初進出から撤退する09年までの販売台数はわずか1万5000台だったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本人は見る目がない」「たった500台。撤退した方がよさそう」などため息交じりの声が上がっている。

また、「日本人は韓国製品を買ってくれないのに、なぜ韓国人は日本製品を買い、観光に行ってお金を使うのだろう」「日本車を買う韓国人たちは、日本で韓国車が売れないことについて何も感じないのだろうか」と不満げな声も。

そのほか、「韓国人が中国車に乗らないのと同じ理由で日本人は韓国車に乗らない」「韓国にはサムスンGalaxyがあるけど、わずかだが中国のシャオミファーウェイのスマホを使う人がいる。日本にはトヨタホンダがあるけど、わずかだが現代自動車に乗る人がいる」「日本には良い車がたくさんあるのにわざわざ現代自動車は買わないよ」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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