エチオピアのアビィ首相は10日、同国首都のアディスアベバを訪れた中国の秦剛外交部長と会談しました。

アビィ首相は、秦剛外交部長が就任後初の訪問先をエチオピアにしたことについて、「両国の深い友情と二国間関係の重要性が十分に示されたものだ」と高く評価した上で、両国の協力について、「インフラやグリーン経済、農業、工業エリアなど各分野における協力は、エチオピアの経済成長がアフリカでの上位入りする助けになる」と強調し、より多くの中国企業の投資と事業興しを歓迎する意向を示しました。

秦剛外交部長は、「両国の国交樹立から半世紀以上が経過した。両国は一貫して見守り合い、助け合ってきた。両国関係は発展途上国が団結協力する手本になっている」と表明しました。また、中国はエチオピアが自国の国情に合った発展の道を歩むことを支持すると述べた上で、今後の両国関係に関する中国の立場について、「理念が相通じる発展途上国として、両国の各分野における協力の深化を望んでいる」と述べ、より多くの中国企業がエチオピアで投資し、再建プロセスも参加することを奨励すると伝えました。さらに、エチオピア側が良好なビジネス環境を提供するとともに、中国側の人員と組織の安全と合法的権益を確実かつ実効ある措置で保護することを希望しました。（提供/CRI）