2023年1月9日、香港01は、韓国人観光客が日本のすし屋で「わさびテロ」に遭ったと主張し、ネット上での店の評価が1つ星に急低下したと報じた。

記事は韓国・東亜日報の8日付報道を引用。韓国人観光客のAさんが4日に福岡県の博多駅付近にある人気のすし屋に30分並んで入店し、エビの握りずしを食べたところ、これまでに感じなかった強烈なわさびの辛さを覚えたため、ネタを剥がしてみるとシャリにスプーン1杯くらいの大量のわさびが乗っているのを見つけたとし、SNS上にその画像を掲載したと伝えた。

そして、Aさんが当初は店員がうっかり大量のわさびを乗せてしまったのだろうと考えたものの、クレームを付けた後の店員の表情を見て「わざと大量にわさびを入れた」との認識に至ったと紹介。日本語がおぼつかないことからそれ以上の口論はしなかったと語ったことを伝えている。

記事は、すし屋側が「客にこのような寿司を提供することはありえず、誰かがいたずらしたものだろう」とコメントする一方、韓国のネットユーザーは「わさびテロ」と称した上でネイバーカフェやグーグルなどのサイト上で「日本においてわさびテロで有名な店」「ここの店員は民族主義者だ」「食べ物で遊ぶやつは飲食店を開くな」「恥を知れ」と低評価コメントを続々と書き込んだと紹介。その結果、各サイトの評価点数が5点満点中1点台前半にまで急落したと伝えた。（翻訳・編集/川尻）