Record China 2023年1月8日(日) 14時30分
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7日、新京報は、江西省で行われた結婚式で新婦が箕の中に目隠しして5時間座らされたことについて、「時代に合わない陋習は早々に退場させるべき」と論じる記事を掲載した。資料写真。
2023年1月7日、新京報は、江西省で行われた結婚式で新婦が箕の中に目隠しして5時間座らされたことについて、「時代に合わない陋習は早々に退場させるべき」と論じる記事を掲載した。
記事は、江西省ガン州市で先日行われた結婚式の動画がネット上で注目を集めたと紹介。動画では、前身赤い服に身を包み、「双喜」の刺繍が入った大きな布で顔全体を覆った新婦が、半径1.5メートルほどの円形の箕の中で5時間座らされる様子が紹介されており、撮影者が「現地の結婚の習俗であり、良い時を待つとともに、新婦の気性を磨くためのものと言われている」と説明したことを伝えた。
そして、動画の内容に対して多くのネットユーザーが「どうして新婦だけ長時間座らされなきゃいけないのか」「なぜ女性は結婚する際に気性を磨かなければいけないの?」といった疑問や不満の声が続々と寄せられたと紹介。現地の風習を調べてみると「新婦の鋭気を挫き、夫の実家において従順となるように」と説明されていたとしている。
その上で「これらの理由からは、男尊女卑や、夫が妻の手綱を握るといった陳腐かつ落ちぶれた観念がすけて見える」と指摘。人生の中でも特に喜ばしいハレの日にもかかわらず、狭い空間でたった一人数時間も座らせられ続ける新婦の孤独感、無聊さ、身体的な苦痛は推して知るべしだとするとともに、このような儀式を経験してきた現地の女性の多くも「心から賛同したのではなく、古い習慣だからと仕方なく受け入れたのだろう」と推察した。
記事は「昔からそのようにしてきた」からといって、それが盲目的に踏襲する理由にはならないとし、人びとから共感やリスペクトが得られず、さらには侮辱めいた意味合いさえ持つような陋習は当然ながら「退場」させるべきであり、若い人が勇気を持ってこれらの陋習に「ノー」と言うことこそ、結婚の正しいあり方を示すことになると論じている。(翻訳・編集/川尻)
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2023/1/6
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