中国外交部は23日、「中華人民共和国外交部令第4号」と「余茂春、トッド・スタインへの反制裁措置に関する決定」を発表しました。

米国が9日、いわゆる「チベット人権」問題を口実に中国の政府要人2人を不法制裁したのに対して、中国は「中華人民共和国反外国制裁法」第4条、第5条、第6条の規定に基づき、余茂春氏、トッド·スタイン氏（Todd Stein）など、「反制裁リスト」に記された個人に対して以下のような反制裁措置を取ることを決定しました。

一、中国国内にある動産、不動産、その他の各種財産を凍結する。

二、中国国内の団体、個人が関連取引を行うことを禁止する。

三、本人および直系親族に対してビザを発行せず、入国を禁止する。

本決定は2022年12月23日から施行される。（提供/CRI）