30頭以上の野生アジアゾウ、再び雲南江城県に姿―中国

CRI online    2022年12月20日(火) 19時20分
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中国南西部の雲南省普洱市江城県の康平鎮では、30頭以上の野生のアジアゾウが食べ物を求めて連日トウモロコシの畑に集まっています。

中国南西部の雲南省普洱市江城県の康平鎮では、30頭以上の野生のアジアゾウが食べ物を求めて連日トウモロコシの畑に集まっています。そのうちの4頭は子どもの象です。監視員がこの象の群れが餌を探す様子を撮影しました。

江城県では、野生ゾウの屋外での餌不足対策として、餌場を徐々に拡張するなどして取り組んできました。現在、江城県内の「象の餌場」の総面積は約167ヘクタール余りに達し、主としてトウモロコシ、芭蕉、サトウキビなどが栽培されています。地元政府は、もし餌場以外の農作物が野生ゾウに食べられた場合には保険で損害賠償を行うなど、ゾウの採餌範囲を拡大しています。 江城県林業草原局野生動植物保護ステーションの責任者楊松氏は「農家が管理して栽培をしている畑については、耕地面積1ムー(6.667アール)当たり200元(約3938円)の補助金を出している。農作物が成熟した後で象に食べられた場合は、保険会社が損害賠償を行い、1ムー当たり最高600元(約1万1813円)を基準として補償する。また、餌場内の作物がゾウに食べられないまま収穫季を迎えた場合は、農家が自分たちでそれを収穫し、農家の食糧増収にもつながる」と紹介しました。(提供/CRI

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