国務院弁公庁はこのほど、「『第14次五カ年計画』現代物流発展計画」を発表しました。この「計画」は中国の現代物流分野では初の国家レベルの五カ年計画であり、現代物流体系の構築加速や経済の質の高い発展の促進に重要な意義を持つとされています。

「計画」では、「第14次五カ年計画」期間中は、サプライサイドの構造改革を主軸とすることを堅持し、感染症の予防・抑制と経済・社会の発展および発展と安全を統一的に計画し、産業チェーン・サプライチェーンの強靭性と安全レベルを向上させ、現代物流体系の構築、現代物流の質と効率の向上、コスト削減を推進し、現代産業体系の建設、強大な国内市場の形成とハイレベルな対外開放の推進を力強くサポートするとしています。

また「計画」では、「市場主導、政府指導、革新によるけん引、グリーン・低炭素、安全性・強靭性」という原則に基づき、2025年までに、需要と供給の釣り合いがとれ、内外が連動し、安全かつ効率の高い、スマートでグリーンな現代物流体系の構築を基本的に終え、物流の革新的発展能力と企業の競争力、さらに物流サービスの質と効率を著しく向上させ、「チャンネル＋ハブ＋ネットワーク」運営体系を基本的に構築し、安全かつグリーンな発展のレベルを大幅に向上させ、現代物流発展のための制度と環境をいっそう整備していくとしています。（提供/CRI）