中国外交部の汪文斌報道官は14日の定例記者会見で、香港特別行政区政府がグーグル社に国歌の検索結果などに関する内容の修正を求めたことについて、「香港特別行政区政府が国歌の尊厳を揺るぎなく守ることを支持する」と強調しました。

報道によりますと、グーグル社は、このほど香港特別行政区政府による、国歌の検索結果の表示順位を修正し、正しい国歌を最上位に表示させるよう求めた要求を拒否しました。香港特別行政区政府は、引き続きグーグル社と交渉をしていくとしています。

汪報道官は記者からの関連質問に答え、「国歌は国家の象徴であり、国家の尊厳を代表するものだ。われわれは香港特別行政区政府が国歌の尊厳を揺るぎなく維持することを支持する。インターネット企業は人々に対し、誤った情報を拡散し、ユーザーをミスリードするのではなく、正しい情報を伝える義務がある」と述べました。（提供/CRI）