中国で新型コロナウイルスへの対策が最適化された後、各旅行会社が一連のキャンペーンを行い、ツアーに関する相談と予約は大幅に増えています。

防疫の新政策が講じられてから、多くの旅行愛好家が中国のお正月である「春節」の連休期間や春の観光を計画しているということです。旅行会社も販売促進が行われる「双十二（ダブル12）」のチャンスを利用して一連の割引キャンペーンを展開し、政府が市民に提供した消費券の効果も加わって、複数の旅行プラットフォームで観光ツアーへのアクセスや問い合わせが大幅に増加しました。

中でも、冬の旅行に適した都市の人気が高まっています。ある観光プラットフォームの統計によりますと、中国南部に位置する海南省や雲南省、福建省などの観光情報のアクセス数は大幅に増え、海南省の「三亜市でのレジャー」のアクセス数は450%上昇、雲南省の「西双版納（シーサンパンナ）攻略」は366％上昇したとのことです。

また、東方航空の浙江支社によりますと、新型コロナの予防・防止のためにキャンセルされた重慶や太原、鄭州行きの便が再開されたほか、西安や武漢、青島、広州、貴陽、北京行きの便が増やされ、搭乗率は上昇を続けているということです。（提供/CRI）