中国東部に位置する浙江省はこのほど、主に企業家を対象とするフランスや中東などへのビジネスツアーを組織して、海外市場の開拓を目指しています。

先週、フランスの首都パリで3日間にわたる欧州食品素材展が開催されました。浙江省からは31社が参加し、欧州のバイヤー1000人近くとの商談が行われ、成約意向額は1000万元（約2億円）を上回りました。また、この31社は、来年ドイツのフランクフルトで行われる次回の欧州食品素材展への出展も予約したということです。

そのほか、世界最大の日用雑貨卸売市場「義烏小商品市場」があることで知られる浙江省金華市からも、ビジネスツアーの第1陣が10日出発しました。参加したのは金華市の電動工具や紡績などの企業20社で、インドネシアで5日間の経済・貿易イベントを展開しています。金華市からは、今年末までに約10組のビジネスツアーが海外に赴く予定です。（提供/CRI）