「ロボット密度」中国が初めて米国抜く、首位は韓国―米メディア

Record China    2022年12月13日(火) 6時0分

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中国紙「環球時報(電子版)」は9日、「ロボット密度で中国が初めて米国を抜く」とする、米サイト「サプライチェーンマネジメントレビュー」の記事を取り上げた。

中国紙「環球時報(電子版)」は9日、「ロボット密度で中国が初めて米国を抜く」とする、米サイト「サプライチェーンマネジメントレビュー」の記事を取り上げた。

国際ロボット連盟(IFR)の「ワールドロボティクスリポート2022」によると、中国は産業用ロボットへの大規模な投資により、ロボット密度で世界上位に入り、初めて米国を抜いた。

IFRのマリーナ・ビル会長によると、ロボット密度とは、世界の製造業における自動化採用の重要な指標だ。世界の製造業におけるロボット密度(従業員1万人当たりのロボット稼働台数)は平均141台で、6年前の2倍以上となっている。中国の急成長は、これまでの投資の力を示しているが、自動化の余地はまだたくさんある。

2021年の産業用ロボット密度上位5カ国・地域は、韓国、シンガポール、日本、ドイツ、中国の順だ。米国は7位から9位に順位を下げ、香港とスウェーデンに後れを取り、台湾と似たりよったりだ。

韓国のロボット密度は過去最高の1000台で、中国(323台)の3倍以上だ。韓国経済は、世界をリードするエレクトロニクス産業と独特の自動車セクターという産業用ロボットの二つの大きな顧客産業から利益を受けている。

中国は世界で最も急成長しているロボット市場で、年間の設置数が最も多く、16年以降は毎年のロボット運用在庫も最も多い。

米国のロボット密度は、20年の255台から21年には274台に増加した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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