中央銀行が今年2回目の預金準備率引き下げ、実体経済支援に約10兆円追加―中国

CRI online    2022年12月6日(火) 18時50分

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中国人民銀行は5日、金融機関の預金準備率を0.25ポイント引き下げたことを正式に発表しました。

中国の中央銀行である中国人民銀行は5日、金融機関の預金準備率を0.25ポイント引き下げたことを正式に発表しました。これは年内の2回目の引き下げとなります。

今回の引き下げにより、およそ5000億元(約9兆8030億円)の長期資金が放出され、引き下げ後、金融機関の加重平均預金準備率は約7.8%となります。

中国人民銀行は、「今回の引き下げは市場流動性の合理的な余裕を保ち、通貨の信用貸付の合理的な成長を維持し、実体経済への支持を強化して、経済の質の効果的な向上と量の合理的な成長を支持することができると同時に、金融機関の長期的に安定した資金源を増やしていく」と表明しました。

また、最新の零細企業の貸付返済猶予政策も定着しました。複数の銀行は企業と連絡し、今年第4四半期に期限切れになった、コロナ禍の影響で一時的に困窮している零細企業の元金と利息の支払期日を延長し、最長で来年6月30日まで延長することができる措置を実行しています。(提供/CRI

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