外交部の趙立堅報道官は2日に行われた定例記者会見で、外交部が1日に発表した「新時代における中国・アラブ諸国協力報告」について説明しました。それによりますと、報告書は中国とアラブ諸国の友好交流の歴史を振り返り、新中国成立後、特に新世紀の新たな段階における双方の友好交流をまとめた上で、中国・アラブ諸国運命共同体の構築に向けた展望を示しているということです。

趙報道官は「世界で百年に未曽有の大きな変化が生じる中、中国とアラブ諸国は似たようなチャンスと挑戦を迎えている。中国は平和発展の道を歩み、発展途上国との協力を強化し、人類運命共同体の構築を推進する中で、一貫してアラブ諸国を戦略的なパートナーとしている」と述べ、今後もアラブ諸国との伝統ある友好を維持し、各分野での協力を深め、新時代に向けた中国・アラブ諸国運命共同体を構築していく考えを示しました。また、「中国とアラブ諸国の人々に幸せをもたらし、発展途上国の団結と協力をけん引し、世界の平和と発展を共に推進していく」と強調しました。（提供/CRI）