中国商務部が1日に行った定例記者会見で、束珏婷報道官が中国と欧州の経済・貿易協力に関する質問に答えた際、「中国は欧州との関係発展を非常に重視している。双方の互恵・ウィンウィンの協力を深めることに力を入れ、世界の産業チェーンおよびサプライチェーンの安定と円滑化を維持し、国際的な経済・貿易ルールと秩序を守っていく」と述べました。

束報道官はまた、「双方の上層部の政治的指導の下で、中国と欧州の経済はすでに強大な共存関係を形成している。今年1〜10月の中国・欧州貿易額は6．3％増の7114億ドルに達した。中国はEUの最大の貿易相手国という地位を維持し、EUは引き続き中国の2番目の貿易相手国となった。中国は欧州と共に、双方の指導者の交流を契機に、相互尊重、互恵・ウィンウィンの原則を堅持し、双方の貿易投資の潜在力をさらに掘り起こし、より高いレベルの協力を展開し、世界経済により多くの安定性とプラスのエネルギーを注ぎ込んでいきたい」と紹介しました。

中国・欧州連合（EU）投資協定について、束報道官は、「同協定は、バランスがとれたハイレベルかつ互恵・ウィンウィンの協定であり、中国とEU、さらには世界の利益にもつながるものだ。双方は共に努力し、協定の締結・発効を推進させ、双方の企業と人々に一日も早く恩恵をもたらすべきだ」との考えを示しました。（提供/CRI）