意外にも日本で上海ガニを販売すると摘発される―中国メディア

Record China    2022年12月1日(木) 23時0分

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中国ポータルサイトの網易にこのほど、「意外にも日本で上海ガニを販売すると摘発される」「日本で上海ガニを販売すると違法」などとする記事が掲載された。写真は池袋の「中華物産店」で販売されていた上海ガニ。

中国ポータルサイトの網易にこのほど、「意外にも日本で上海ガニを販売すると摘発される」「日本で上海ガニを販売すると違法」などとする記事が掲載された。

これらの記事が取り上げたのは、日本の警視庁がこのほど、特定外来生物である「上海ガニ(チュウゴクモクズガニ)」の生体(生きた個体)194匹を販売目的で保管したとして、東京・池袋の中華食材販売店の店長ら2人と同店の運営法人を、特定外来生物法違反(飼養等の禁止)の疑いで書類送検した事件だ。

記事は、日本の外来生物法について、正しくは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」といい、生態系への影響が懸念される外来種を特定外来生物に指定し、その飼養、栽培、保管、輸入などを規制するもので、2005年6月に施行されたこと、上海ガニは06年に特定外来生物に指定され、国の許可がない生体の飼養や輸入、譲渡が禁じられていることなどを紹介した。

また、日本では今年5月に、生態系への影響が懸念される外来種への対策を強化する改正外来生物法が成立し、新たな規制の対象に「アメリカザリガニ」が加えられたことにも触れた。(翻訳・編集/柳川)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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