2014年7月1日、今月3日から予定されている中国の習近平（シー・ジンピン）国家主席の韓国訪問について、シンガポール華字紙の聯合早報は「中韓が手を組むことで、北東アジアの地域政治で日本の拡大を押さえ込み、中国は次の有利な一手を出せる」と伝えた。以下はその概要。

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習主席の訪韓は、激変する北東アジアの地域情勢をにらみ、中国が冷静さを保ちながら、次の有利な一手を出す一助となるだろう。北東アジアはアジア全体の成長エンジンの役割を担っているが、武力衝突の懸念が火種となってる。北東アジアの安定は常に、中国の持続的な発展が重要な鍵となってきた。

中国と韓国が手を組むのは、北東アジアの地域政治で日本の拡大を押さえ込み、米国とロシアに対抗するうえでも一挙両得だ。昔は「ごみ」とさげすまれた中国、韓国製品もいまや世界的なブランドになった。中韓は経済、文化の両面でも結びつきが深いのだ。（翻訳・編集/AA）