中国外交部の趙立堅報道官は29日の定例記者会見で「中国はより高いレベルの開放型経済体制を構築し、世界経済の回復に引き続き力を注いでいく」と表明しました。

趙報道官は「ここ10年間、中国経済成長の平均伸び率は6．6％に達し、世界経済成長への寄与率は平均30％を超えている。昨年、世界経済全体に占める中国のGDPの割合は18．5％、対外貿易総額は6兆9000億ドルに達し、世界第2位の経済大国、第1位の貿易国として安定した地位を築いている。国内外の複雑で厳しい情勢に直面しながらも、中国経済は安定の中で好転しつつあり、長期的に向上するファンダメンタルズに変化はなく、終始世界の繁栄と発展のポジティブなエネルギーとなっている」と述べました。

趙報道官はまた「習近平国家主席がアジア太平洋経済協力会議第29回非公式首脳会議で行った演説の中で、『開放・包容、協力・ウィンウィンこそが社会発展の法則であることは歴史が繰り返し証明している』」と指摘しました。（提供/CRI）