既存ワクチンはオミクロン株による重症者と死亡者の減少にも比較的良好な効果―中国

CRI online    2022年11月30日(水) 12時20分

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中国疾病予防管理センターの常昭瑞研究員は国務院共同予防・抑制メカニズムの記者会見で、「既存のワクチンはオミクロン変異株感染による重症化と死亡の低減に依然として高い効果がある」と明らかにしました。

中国疾病予防管理センターの常昭瑞研究員は29日、国務院共同予防・抑制メカニズムの記者会見で、「既存のワクチンはオミクロン変異株感染による重症化と死亡の低減に依然として高い効果がある」と明らかにしました。

常昭瑞研究員は「国際と国内の観測データにより、オミクロン変異株およびその進化系であるBA.1、BA.2、BA.5シリーズ(BF.7、BQ.1、組み換え体XBBを含む)の病原性と毒性は、原始株やデルタなどの変異株より明らかに弱まっていることが確認された。海外の研究によると、オミクロン変異株による重症率と死亡率はいずれも、これまでの原始株や懸念される変異株を著しく下回っており、これはオミクロン変異株の特性というだけでなく、ワクチン接種による免疫レベルの向上や、速やかな医療介入などの要因が関わっている可能性がある。中国の新型コロナウイルスによる重症者およびそれに関連した死亡者数は比較的低い水準にとどまっており、これは積極的な予防策と質の高い応急治療を一体化していることと関係があり、中医薬も効果的な役割を発揮している。ただ、基礎疾患があり、高齢で、ワクチン未接種のオミクロン変異株感染者は、依然として一定の割合で重症化する可能性がある。既存のワクチンは、オミクロン変異株感染による重症化や死亡の低減に依然として高い効果がある」と述べました。(提供/CRI

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