報道によりますと、カナダはこのほど、いわゆるインド太平洋戦略を発表し、「中国はこの地域の一部の原則と権利を尊重していない」と主張しました。これに対し、中国外交部の趙立堅報道官は28日の定例記者会見で、「カナダが打ち出した戦略的・中国関連の内容はイデオロギー的偏見に満ち、いわゆる『中国脅威』を宣伝し、中国を根拠なく非難し、攻撃している。中国側はこれに対し、強い不満と断固とした反対を示し、すでにカナダ側に厳正な交渉を申し入れた」と述べました。

趙報道官はまた、「カナダ側はこれまで何度も対中関係を重視することや、前向きな態度を持って、対中関係の改善と発展に取り組んでいくことを表明した。カナダ側は言行一致に務め、誠意と善意を示し、『見解の一致したものについてだけ妥協し、不一致のものは各自保留する』という精神を持って、理性的かつ実務的な対中政策を実行し、行動で約束を実行に移すべきだ」と強調しました。（提供/CRI）