CRI online 2022年11月15日(火) 18時20分
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中国の習近平国家主席は15日午前、インドネシアのバリ島でフランスのマクロン大統領と会談しました。
習主席は、「過去3年間にわれわれがさまざまな方式で緊密に意思疎通してきた結果、両国関係は前向きな発展の勢いを保ち、両国間の重要な協力は前向きな進展を遂げた」とした上で、「フランスが中国企業のフランスでの発展により公平、公正で差別のないビジネス環境を提供することを望む」と述べました。
習主席は、「欧州連合(EU)が独立した積極的な対中政策を継続するよう、フランスが引き続き、後押しすることを望む」と強調し、「中国はフランスと共に、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)におけるインドネシアの議長国としての活動を支持し、サミットを成功へと向かわせ、気候変動対応や生物多様性保護などで意思疎通と協力を強化し、真の多国間主義を共同で守り、食糧やエネルギーの安全保障などのグローバルな課題に共同で対応することを望む」との意向を示しました。
マクロン大統領は、習主席の中国共産党中央委員会総書記再任や中国共産党第20回党大会の成功に熱烈な祝意を述べた上で、「中国式現代化の発展モデルには感心する。フランスは独立外交を堅持し、陣営対抗に反対する。中国と引き続き、相互尊重と平等互恵の精神を守り、ハイレベルな交流と対話を緊密にし、経済・貿易や航空、民用原子力などの分野での協力を深め、中国企業がフランスに進出して協力することを歓迎する」と述べました。また、「フランスは中国と、多国間の意思疎通と協力を強化し、気候変動や食糧危機、生物多様性保護などのグローバルな課題に共に対応し、欧州と中国の対話と協力を積極的に促していく」との方針を示しました。
両首脳はウクライナ情勢を巡っても意見交換しました。習主席は「ウクライナ危機における中国の立場は明確で一貫し、停戦と和平交渉を主張している。中国は引き続き、自らの方式で建設的な役割を果たしていく」と強調しました。(提供/CRI)
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2022/11/15
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