韓国は中国の属国ではない!中韓の抗日共同戦線は「望み薄」―中国紙

Record China    2014年7月1日(火) 12時14分

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30日、中国紙・環球時報は、「中国は韓国との抗日同盟を望んではならない、韓国を属国視してはならない」と題した記事を掲載した。写真はソウルの米国大使館。

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2014年6月30日、中国紙・環球時報は、「中国は韓国との抗日同盟を望んではならない、韓国を属国視してはならない」と題した記事を掲載した。

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習近平(シー・ジンピン)国家主席の訪韓が決定した。中国の世論は韓国との抗日共同戦線や中韓同盟締結で盛り上がっている。今の中韓関係は史上最良だが、抗日で両国が手を結ぶという考えは現実的ではない。それはただ韓国を困らせるだけでなく、中国に利用されているとの感覚を韓国に抱かせ、中国に対する不信感を生じさせることになる。

韓国は米国の同盟国だ。米国の利益を考えることなしに韓国の外交は成立しない。米国は日韓関係の悪化を望んでいない。北朝鮮のミサイル脅威を理由に、米国は日米ミサイル防衛システムへの参加を韓国に強く求めている。だが、韓国は中国への配慮から防衛システムの参加は拒否し、情報協力のみ同意している。

韓国と中国の指導者は、いずれも日本の指導者の右翼的歴史観に危機感を抱いている。しかし、韓国は慰安婦問題や靖国神社参拝などに対する日本への抗議を独自のやり方で行いたいと考えている。日中韓3カ国の関係悪化は、日中韓自由貿易協定(FTA)など東北アジア地域の協調に深刻な影響を及ぼしている。

韓国は自主的外交に極めて敏感だ。中国と米国、中国と日本の間に挟まれたくないと思っている。だが、韓国経済は日米両国に大きく依存しており、それが韓国の外交政策にとって足かせになっている。(翻訳・編集/本郷)

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