三菱電機代表ら世界インターネット大会出席者が中国市場の将来性を評価

CRI online    2022年11月11日(金) 20時50分

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浙江省の烏鎮で10日、2022年世界インターネット大会のインダストリアルインターネットフォーラムが開かれました。

浙江省の烏鎮で10日、2022年世界インターネット大会のインダストリアルインターネットフォーラムが開かれました。出席した国内外の企業家や研究者らは、「デジタル化による産業チェーンの再構築」をテーマに、インダストリアルインターネットの発展理論や実践などをめぐり、交流と討論を行いました。

フォーラムに出席した三菱電機(中国)有限公司副総経理の反田哲史氏は、「デジタル化によるグリーン生産」について講演し、同社が製造分野、省エネ分野、環境分野において数十年にわたり蓄積してきた技術やノウハウを融合したグリーン総合ソリューション「E-JIT(Environment & Energy Just in Time)」を紹介しました。

反田氏はまた、「環境保護問題は全世界で重要な課題となっている。その中で中国政府は各分野でグリーンモデルへの転換を実施し、2030年までに二酸化炭素排出のピークアウトを実現し、2060年までにカーボンニュートラルを実現するという目標を打ち出した。これを受けて、三菱電機は最新の経営戦略の中で2つの重点を掲げている。第一に、2030年までに工場・オフィスビルの温室効果ガス排出量を50%以上(2013年比)削減すること。第二に、2050年までに産業チェーン全体の温室効果ガス排出をゼロにすることだ。世界と中国と三菱電機の方針は高度に一致している。私たちも事業を通じてカーボンニュートラルに確実に貢献していく」と述べました。

同氏はさらに、「改革開放の波に乗り、中国市場に進入してから40年余りで、三菱電機の事業は着実に成長してきた。中国市場の将来性は高い。これからも、E-JIT総合ソリューションの活用推進に努め、中国のグリーン転換の実現に貢献し、中国社会の環境に配慮した未来を共に描いていく」と表明しました。

同じくフォーラムに出席したドイツのIT企業SAP大中華圏の副総裁である裴金林氏は、「SAPは中国の一連の対外開放の取り組みと持続的に最適化されてきたビジネス環境を受けて、国際協力においてウィンウィンの大きな発展を遂げてきた。中国市場に対する自信をさらに固めている」と示しました。

中国工程院院士で浙江大学工学部主任でもある楊華勇氏は、「グリーンで持続可能な産業チェーンとサプライチェーンを構築することは、中国がグローバル産業チェーンとグローバルサプライチェーンに溶け込み、国際競争力を高めるための必須条件だ。そのためには国際協力も欠かすことができない」と示しました。(提供/CRI

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