第14回珠海航空ショー、特殊無人機が初出展―中国

CRI online    2022年11月11日(金) 21時20分

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広東省珠海市で開催中の第14回中国国際航空宇宙博覧会では、中国オリジナルの先端技術を多数採用した無人装備が展示されています。

広東省珠海市で開催中の第14回中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)では、中国オリジナルの先端技術を多数採用した無人装備が展示されています。大型無人輸送機や高原無人ヘリコプターなど、特殊な需要や環境に特化して開発された無人装備が今回初めて展示されました。

今回の航空ショーでは、4基のエンジンを搭載した世界初の大型無人機「双尾蠍D」が初公開されました。

同無人機は長さ10.5メートル、翼の幅は20メートルで、他の大型無人機とは設計が大きく異なり、機体側面のキャビンドアを開くと、内部は非常に広い積載スペースになっていて1.5トンの貨物を積載することができ、航続距離は最大6000キロに達します。

同じく今回の航空ショーで初公開された中国初の高原無人ヘリも、多くの観客の注目を集めました。従来、高原の気圧の低さや大きな温度差、砂塵・塩霧などの環境条件が一般的なヘリコプターの飛行の障害となっていました。

今回初めて展示されたTD550ヘリは、海抜の高い高原環境に特化して設計されたため、このコンパクトな無人ヘリは海抜6500メートルの高原を飛行することが可能です。

TD550シリーズ高原無人ヘリの孫立業チーフデザイナーは「この無人ヘリは高原地区で120キロ以上の物資を輸送できる。海抜の高い地区に特化した航空エンジンを採用しているため、その大出力で海抜の高い所でも容易に離着陸ができる。また、ブレードと機体に複合素材を使っているため、海抜の高い地区の複雑な気候環境に速やかに適応し、自律的な離着陸や緊急帰還も可能だ」と紹介しました。(提供/CRI

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