中国の李克強総理は11日、カンボジア首都のプノンペン市内の王宮で、同国のシハモニ国王と会談しました。

李総理は、カンボジア王室が中国とカンボジアの友好を継承するために行った貢献に賞賛の意を示し、カンボジアの経済発展と民生の改善のためにできる限りの支援を提供したいと表明しました。

近く開催される一連の東アジアの協力のための首脳会議について、李総理は、「中国側は参加各国が平和と安定の維持や経済成長の促進に焦点を当てて建設的な対話を展開し、各分野の実務協力を強化し、東アジア諸国が団結・協力し、発展を共に図り、共に試練に立ち向かうという積極的なシグナルを外部に発信することを期待している」と述べました。

シハモニ国王は「モニレ太后と私は中国との友情を非常に大切にしている」と述べた上で、「カンボジアは、一つの中国の原則を堅持し、より緊密なカンボジア・中国運命共同体の構築を支持する」との考えを示しました。（提供/CRI）