8日に広東省珠海市で開幕した第14回中国国際航空宇宙博覧会（珠海航空ショー）では、機動性の高い反無人機システム、低空から宇宙までをカバーするマルチタイプの早期警戒探知レーダーが、多くの観衆の注目を集めています。

中でも、中国企業が開発した「天穹」総合反無人機作戦システムの最大の特徴は、顧客のニーズに基づきさまざまな状況に合わせてより高い精度とより標的を絞った、唯一無二のカスタム化された反無人機作戦システムの構築ができることです。実際の運用において、同システムは複数全方位型の偵察システムを利用して、多くの探査手段を組み合わせることにより、観測・制御範囲内の無人機情報を効果的に取得すると同時に、電波妨害、レーザー兵器、ミサイルなど通常兵器と新型兵器を結びつけ、襲来した目標に効果的に対応することができます。

また、レーダー展示エリアに出展された早期警戒レーダーは、上空を通過する衛星による監視と追跡により、地上の戦略的配備に十分な時間を稼ぐことができ、24時間・365日体制で、かつあらゆる気象条件下での利用が可能です。（提供/CRI）