ユニクロが中国で拡大、今後2カ月で20店舗以上オープンへ―中国メディア

Record China    2022年11月11日(金) 19時0分

拡大

10日、澎湃新聞は、衣料品大手のファーストリテイリングが今後2か月以内に中国でユニクロを20店舗をオープンする予定であると報じた。

2022年11月10日、中国メディア・澎湃新聞は、衣料品大手のファーストリテイリングが今後2か月以内に中国でユニクロ20店舗をオープンする予定であると報じた。

記事は、上海で先日開幕した第5回中国国際輸入博覧会に、ユニクロが世界初の高さ2.5メートルのヒートテックインナーインスタレーションを展示してヒートテックの暖かさを保つ原理を説明したと紹介。ユニクロは3年連続での同博覧会参加であり、毎年大型の展示品を持ち込んで来場者の注目を集めてきたと伝えた。

また、初めて100%リサイクルポリエステル生地を用いた最新フリースも展示したと伝え、ファーストリテイリングが2030年までに店舗運営による温室効果ガス排出を19年から90%削減するとともに、グループ全体の服装生地の50%をリサイクル生地にする計画であることを明らかにしたことを紹介している。

その上で、ユニクロのグレーターチャイナ(中国本土、香港、台湾)責任者が「世界をリードするファッション小売ブランドとして、われわれは中国市場に大いに注目している。この3〜5年、中国らしさ、目新しさ、きらびやかさのある製品を求めてきた中国の消費者たちは現在、高品質でサステイナブルな製品をより求めるようになっている」と語ったことを伝えた。

さらに、この責任者が「昨年より新型コロナの影響を受けながらも、ユニクロの経営は引き続き安定している」とし、今年に入って中国国内でユニクロを50店舗オープンしており、12月までの2か月間でさらに20店舗をオープンする予定であることを明らかにしたと紹介。現在すでに中国国内で900以上の店舗を構えているほか、オンラインチャネルの充実も進めており、公式サイトの他に天猫でショップを設けたほか、Tiktokのライブコマースプラットフォームも立ち上げ、今回の博覧会では初めて全国の各店舗とコラボレーションしたライブを実施したと伝えている。

ファーストリテイリングが発表した22年8月期の通期決算では、ユニクロの売上高全体に占めるグレーターチャイナ地域の比率が、日本の約39.5%に次ぐ23.4%に上った。記事は同社が、グレーターチャイナ地域では今年6〜8月の22年8月期第4四半期に売上が回復し、利益が大きく増加したと説明したことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携