中国、2026年の「即時小売」市場規模は1兆元超へ

CRI online    2022年11月11日(金) 9時50分

拡大

2026年に中国の「即時小売」市場規模は1兆元を超えると予測されています。

中国連鎖経営協会は9日に発表した今年の国内の「即時小売」に関する発展報告で、「ここ数年、とりわけ新型コロナウイルス感染が繰り返し起きたこの2年間、『即時小売』業務は急速な伸びを見せている」とし、「2026年には関連市場規模が1兆元(約20兆円)を超えるだろう」と予測しています。

「即時小売」は小売業の新業態として、実体店舗をサプライチェーンとし、即時配達体制に基づき、消費者により便利で、よりスピーディーな宅配業務を提供するのが最大の特徴です。

オンラインで注文した品物が消費者に届くのにかかる時間は通常、30分~1時間以内です。サービス提供範囲は半径約3~5キロ圏内で、主に電動オートバイによって配達されています。

利用者は現在、メインだった1980年代生まれの女性から家族全員に拡大しつつあります。2018~20年では男性と中高年(40歳以上)が増える傾向にありました。品目別で見ると、食品、飲み物に集中しており、地域別で見ると、大中都市で生まれたこのサービスは、発達地区から中部と西部地区に向かって浸透しています。(提供/CRI

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