CRI online 2022年11月11日(金) 10時20分
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長江本流で、水質が良好と判定される割合は97%に達しており、すでに先進国のレベルに近い状態です。
中国で開かれている湿地の保存に関する「ラムサール条約」(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)の第14回締約国会議は日程の半分を終えました。ホスト国活動やテーマ別分科会では黄河と長江での生態保護や湿地の多様化の持続可能の開発にスポットが当てられています。
大会執行委員会側は、中国全国の重要な湿地で採取した水のサンプルを、主会場の武漢に集めました。うち、長江が東海に流れ込む水域で採取したサンプルは、とても澄んでいました。最新調査によりますと、武漢を流れる長江の水は3年連続で良好な水質を維持しています。
長江は世界最大の湿地システムの一つを形成しており、中国国内における希少な絶滅危惧(きぐ)種の野生動植物や森林資源、生物多様性が最も集中する地域の一つです。
2021年3月に「長江保護法」が施行されたことで、長江での保護活動は新たな段階に入りました。流域内にある332カ所の自然保護区と水産種質資源保護区では山、水、林、田、湖、草地の全体保護や系統的修復、総合管理といった対策が講じられており、さらに植樹や緑化、耕地を林や湖、湿地に戻すなどによる、野性動植物保護および自然保護区建設などの生態プロジェクトが重点的に実施されています。
長江本流で、水質が良好と判定される割合は97%に達しており、すでに先進国のレベルに近い状態です。(提供/CRI)
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2022/11/10
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