台北故宮、少なくとも250点の文化財が破損―台湾

Record China    2022年11月10日(木) 12時0分

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中国メディアの参考消息網は9日、台湾台北市にある故宮博物院で少なくとも250点の文化財が破損していたと報じた。

中国メディアの参考消息網は9日、台湾台北市にある故宮博物院で少なくとも250点の文化財が破損していたと報じた。

記事は台湾・聯合新聞網の同日付の報道を引用。聯合新聞網によると、故宮博物院の呉密察院長は8日、磁器類の文化財の修復記録について、破損は少なくとも250点に上ることを立法院で確認した。最も古いものは1973年にさかのぼるという。呉院長は現在、照合作業を行っているとし、2カ月以内に説明する考えを示した。

同博物院の所蔵品をめぐっては、明代から清代にかけての陶磁器3点が破損していたことが先月分かり、呉院長には「不祥事隠し」の疑惑が浮上。呉院長は記者会見を開いて隠蔽(いんぺい)説を否定した。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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